好き好き大好き! 感想

時はXPすら世に出ていない1998年、ブランド13cmが三大電波ゲームより数年先んじて世に送り出した怪作『好き好き大好き!』をクリアしましたので感想。以下ネタバレ無し。

中古で6千円ほどでしたがログ機能が追加されたものがメガストアに収録されますのでそちらをオススメします。

 

内容

主人公はある日、自分が片思いをする少女を拉致し、自分が所有している廃工場の地下室に監禁する。自分はこれからどうなるのか、自分をどうするつもりなのかと怯える少女に語る。「何もしない。ただ、傍にいて欲しい・・・」

 

 

感想

はっきり言ってメチャクチャ面白いです。シナリオもそうですが、何より光るのはこの作品のテキスト。陰鬱、それなのにどこか美しい心情描写はテンポが極めてよく、他のエロゲの追随を許しません。たとえテキストに定評のある田中ロミオ氏や王雀孫氏でもこの作品の前では分が悪いと言わざるをえません。もちろんテキストだけでなくシナリオも十分高レベル。狂気ゲーと言われる今作ですがその実描いているのは恋愛そのもので、まさしく”恋愛”シュミレーションそのものです。

詳しくは考察を書いたのでそちらも是非ご覧になってください。

 

そんな今作ではありますが、出た当時は時代が追いついていなかったのか中々評価されません。実際、感想を検索すると「気持ちの悪い」だのと散々批判されています。2011年には主人公がヒロインにウ●コ食べさせるゲームが評価されているのに・・・これはあまりに悲しい。是非手にとって貰えればと思います。